下水道使用料の未賦課問題の顛末について(令和4年3月末)
平成12年度から平成14年度にかけ、本来賦課されるべき下水道使用料が賦課されなかった事案につきましては、平成16年度に事案の発表を行い、これまで職員一丸となり取り組んで参りました。
下水道使用料の請求を怠り未賦課分とされた10,013件、総額476,021,727円への対応につきましては、甲府市職員が全庁体制による戸別訪問を、全9回延べ23,372戸に実施し、謝罪と納付のお願いを行って参りました。この間には、督促状や催告状の発送や生活実態を把握する中で、納付の約束をお願いして参りました。さらに、納付約束を頂きながら納付実績の無かった方には、財産調査を実施し預金の差押を執行するなど、納付の公平性確保にも努めてきたところであります。
こうした取り組みと市民の皆様方のご理解により、令和4年3月末時点における18年間の取り組みの結果、未賦課分の収納状況は、納付実績8,904件(99.94%)、金額441,419,235円(99.99%)を納付して頂いたところであり、分納誓約を頂いた皆様には引き続き納付のお願いをいたしております。
なお、平成23年度からの不納欠損処分の累計は、1,104件、34,533,825円となっております。
下水道使用料の未賦課問題につきましては、市民の皆様に大変なご迷惑をお掛けいたしました上に、格別なご理解、ご協力を頂いております。
今後は、このような事案が二度と発生しないよう、再発防止に向けた取り組みを強化し、万全の態勢で業務を執行し失われた信頼の回復に努めて参ります。
■お問い合せ先
営業課 TEL 055-228-3312
これまでの顛末については以下のとおりです。