更新日:2026年10月5日

令和7年度 下水道事業会計決算

令和7年度は、「甲府市上下水道事業経営戦略2025」の経営方針である「①災害に強く快適な下水道(安全・強靭)、②将来に繋げる下水道(持続)、③お客様満足度の高い下水道(信頼)、④環境にやさしい下水道(環境)」に基づき、災害に備えた耐震施設整備や経年施設の更新を実施するとともに、公共用水域における水質保全の推進に努めました。



※1・・・償却資産の取得又は改良に伴い交付された補助金等(負債として計上)のうち減価償却費見合い分を収益化したもの。
※2・・・施設の建設・改良などにかかわる収支の不足額(収入から翌年度へ繰り越される支出の財源に充当する額を除いた額)は、減価償却費などの現金の支出を伴わずに企業内部に留保されている資金などで補塡しました。
※3・・・工事負担金収入には、翌年度に繰り越される支出に充当する額70百万円(税込)を含んでいます。


●令和7年度末の下水道普及状況
処理世帯数         92,095戸(前年度比   232戸の増加)
処理件数           94,886件(前年度比   595件の増加)
汚水処理水量      30,220,623立方メートル(前年度比2,782,751立方メートルの減少)


●経営状況
収益的収支は、収入7,417,580,161円、支出6,241,459,130円となり、1,176,121,031円の純利益となりました。
資本的収支は、収入3,804,038,778円、支出6,509,537,521円となり、2,775,498,743円の資金不足(資本的収入額から翌年度へ繰り越される支出の財源に充当する額70,000,000円を除いた額)となりましたが、損益勘定留保資金(減価償却費などの現金の支出を伴わずに企業内部に留保されている資金)などで補塡しました。  


●建設改良事業
 汚水管渠整備事業として、下積翠寺町地内ほか5件780mの下水道管布設工事を実施しました。雨水管渠整備事業(浸水対策)として、北新一丁目地内ほか9件408mの雨水渠工事及び雨水渠改良工事を実施しました。
 管路施設の調査及び改築事業(老朽化対策)として、2件(5,187m)の調査委託、8件(2,004m)の管更生工事を実施しました。浸入水防止対策(管路)として、増坪町地内で1件の原因特定調査、下飯田一丁目地内で1件の浸入水対策調査の委託を実施しました。下水道地震対策事業(管路)として、2施設のマンホールトイレ実施設計の委託、3施設のマンホールトイレ設置工事及び2基の人孔耐震補強工事を実施しました。また、道路改良工事等に伴い下水道施設の改良工事として、中央五丁目地内ほか11件を実施しました。
 浄化センターにおいては、「甲府市下水道総合地震対策計画」に基づき、濃縮施設の耐震診断及び第1曝気沈砂池棟ほかの耐震実施設計を実施するとともに、スクリーンポンプ棟(土木部分)耐震補強工事が完成しました。
 この他、「甲府市公共下水道ストックマネジメント計画」に基づく修繕・改築事業として、第2曝気沈砂池2-3搬出機ほか長寿命化工事及び場内配管更新工事が完成するとともに、新たに汚泥濃縮設備脱臭装置更新工事に着手し、令和8年度に完成予定です。
 住吉中継ポンプ場においては、「甲府市下水道総合地震対策計画」に基づき、場内導水渠の耐震実施設計を実施しました。この他、「甲府市公共下水道ストックマネジメント計画」に基づく修繕・改築事業として、受変電設備更新工事が完成するとともに、新たに自家発電設備更新工事に着手し、令和9年度に完成予定です。